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こんにちは。院長の村井です。

Facebookに良い話しが載ってたので

紹介します。

【君がうまれるまでに】

君がママのお腹にいると
わかったとき、ママは涙ぐんでいた。

妊娠したと聞いて僕は
「おーそうか」
なんて冷静に言おうとしたけど
すぐに涙がでたんだ。

決して口には出さなかったけど、
なかなか子供を授からないことで
ママは自分を責めていた。

僕はそれには
気がついていないふりをしてきたから
泣いたらダメだったんだけど
我慢できなかったんだ。

君は生まれる前から、
ただママのお腹にいただけで
僕達二人を幸せにしてくれたんだよ。

それからの十月十日は
毎日パパとママは君のことを
考えていたんだ。

ママはお酒もカフェインも生ものも
制限して生活していたし
激しい運動はもちろん、
人混みなんかも避けて生活したんだ。

あのママが外出を控えるだなんて
想像できるかい?

そして君の服を買ったり、
家を清潔にしたり、
家具を変えて君の場所を作って、
無理して車まで買い換えて
すべてが君を中心に動き始めたんだ。

トイレに行っても手を洗わないような
僕が毎日うがいと手洗いをしたのも
ママに風邪を移さないためだったんだよ。

最初の3ヶ月間はとても不安だった。
僕は誰にでも早期流産の割合が
15%もあるなんて知らなかったんだ。

病院で検査があって、
ママからの報告メールがあるたびに
本当にビクビクしながら開封していた。

だけど検査の時にもらえる
エコーの写真はとても楽しみだった。

心臓の音なんかも聞かせてもらったし、
まだ数cmの君が手を上下させる映像は
最高のアクション超大作だったよ。

つわりで体中に湿疹ができたこともあった。
ママの腕や腿は正常な皮膚が
見えなくなるぐらいひどい状態にまで
なったけど、
刺激の強い薬が使えないから
痒くて眠れない夜もあった。

あまりに辛そうなママをみて、
僕はママに
「大丈夫、絶対に良くなるよ」
と初めて根拠のないウソをついたんだよ。

あの時は僕はこんな日が
半年以上も続くなら無理だと思ったけど

君のママは信じられない意志の強さで
つわりを乗り切ったんだ。

そんな辛いこともあったけど、
君がお腹にいることで、僕はもちろん、
おじいちゃんやおばあちゃんたちも
とても幸せだった。

僕らは顔を合わせるたびに
君の話をしたんだ。

君の体重がどうなったとか、
性別はわかったのか、
名前を決めたのかとかね。

君の体重が1g増えるだけで
幸せだったんだ。
信じられないだろう?

そして君の家族はみんな
君が生まれることを1年近くも
心の底から願っていた。

僕たちは君に会えるのを
本当に楽しみにしていた。

ついに君が生まれた瞬間は
もちろんみんな泣いた。

うれしくて。うれしくて。

生まれてきたことが

うれしくて、僕もママも、

おじいちゃん、おばあちゃん、

ひいおばあちゃんまでが泣いたんだ。

これはあまり伝えたくないけど、
僕は君の出産中あまりに
懸かっているものが大きすぎて
うろたえていた。

院長先生に
「パパしっかり」といわれてやっと
か細く2回だけ
「がんばれ」ってママにいったんだよ。

生んだのはママだ。

ママはすごい。

こんなことを綴って結局
何がいいたいかっていうと

要は君はなにかを成したりしなくても、

なにか努力しなくても

意味がある存在だってことだ。

君が生まれるだけで神に感謝して
涙を流した人を
少なくとも僕は8人も知ってる。

そして実は君が生まれることを通じて
僕自身も生まれて初めて
自分は生きていていいんだと
感じることができた。

もし君が自信をなくしてたり、

不安を感じることがあったら

このお話を思い出してほしい。

君は生まれてきただけで

本当に価値がある存在なんだ。

本当にうまれてきてくれてありがとう。

親は、皆、こんな気持ちだと思います。
何歳になっても、子供を想う気持ちは

かわりませんからね(^○^)

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